旅行保険のすすめ

旅行先での怪我や病気、またはホテルなどの滞在先において、物質的損害を与えた際、場合によっては一千万円以上という高額な請求がなされる場合があります。

しかし、旅行保険に加入していれば、高額の保障にも対応するだけでなく、広い範囲を
カバーすることができます。

しかし、個人旅行などでは、クレジットカードに保険が付いているという理由から、出発前に旅行保険に加入者する人は、旅行者全体の2割程度だといわれます。

ですが、一般的なクレジットカードのサービスとして提供されている保障では、病気の治療費などは十分でない場合が多く、これには死亡保障はありません。

ツアーでの旅行に参加した場合、航空券代などをクレジットカードで支払わないかぎりは、保険の対象外になることがあるのです。

このことから、短期でも海外旅行に行くときには旅行保険への加入をお勧めします。

では旅行保険のメリットはどんなものでしょう。

まず、病気はもとより、物損など、保障の対象が幅広いということ。

そして、高額な保障にも対応でき、病気や怪我をした場合、現金なしで現地で治療を受けられるということ。

旅行保険加入の際、注意しないといけないことがひとつあります。

それは、持病を持っている場合には、加入の際に申告する必要があるということです。

もし、持病を持っているが申告していなかった場合、もしもの時に保険ではカバーできない場合があるからです。

しかし、実際には、保険会社側でも、この"持病"に対する定義が実はあいまいで、旅行保険制度の今後の課題のひとつといえます。