がん保険

がん保険とは、"がん"という病気に対しての、様々な補償がそろっている保険です。
医療保険と違うのは、がん治療のための手術や入院にのみ補償がなされるということです。

万が一、「がん」だと診断された場合などに、一時金が支給されます。

これは、がん保険から一時金を支給することにより、比較的早い段階で健康保険の対象外とされる先進医療、または民間医療などの治療法を被保険者が選択する余裕を与えるためのものです。

そして、がん保険では、がんで入院した場合、その日数分の給付金が支給されます。
がんは手術だけでなく、抗がん剤の投与や放射線治療といった治療を、長期にわたり行われる可能性があり、その治療費は高額なものとなります。

そのために、入退院を繰り返したり、長期にわたり入院した場合でも、その日数分の給付金が支払われるようになっているのです。つまり、"支払いの限度日数が設けられていない"ということで、これもがん保険の特徴のひとつだといえます。

このように、がんという病気に関して、充実した補償を備えているがん保険ですが、この保険への加入に関しては、すでにがんだと診断されている場合には受け付けてはもらえません。

また、保険会社により、がん保険の加入に際して、3ケ月ほど待機期間が設けられていることがあります。そしてこの期間中にがんであると判断されると、この保険への加入は出来なくなります。

各保険会社が様々ながん保険をそろえており、女性専用のがん保険や、特約をつけることにより、がん以外の治療に対しての保障を付け加えることもできます。

一口にがん保険といっても、いろんなニ-ズにあわせた選択が出来るようになっています。