入院保険

入院保険とは、医療保険にいろいろな特約などをつけたもので、怪我や病気で短期の入院をしたり、定期的な通院が必要な場合に支払われる保険のことです。

民間保険会社が扱う、医療保険の俗称といえます。

この入院保険には、補償の範囲が怪我だけのもの、病気と怪我をあわせて保障するものなど様々なものがあり、医療保険と組み合わせる特約により、その内容を様々なバリエーションに変えることが出来ます。

入院給付金だけではなく、手術給付金が受け取れるものや、退院後の通院を保障するもの、または死亡保険金がついたものなどがあります。

入院保険で支払われる給付金は、通常、入院した初日分から受け取れることになっています。

入院による給付金受け取りには、8日以上、継続して入院していることが条件となります。

また、怪我による入院の場合、継続して5日以上、入院することが条件になります。

しかし、最近では一泊二日という短期の入院でも保障してくれる入院保険もあり、それだけではなく、がんなどの特定の病気に重視した商品や、女性に特有な病気に重点をおいた入院保険も増加しており、自分に必要な保障や特約をいろんな組み合わせで選ぶことが出来るようになっています。

そして、契約期間の間に一度も給付金の支払いを受けなかった場合、契約が満期になったら満期給付金というものを受け取れる入院保険も登場しており、そういった商品を選んでおけば、保険料が掛け捨てにならずにすみます。

イザというときに役立つこの入院保険。生活に安心を得るため、上手に使いたいものです。